Vol.1

ー活動が短くても、バンドとして伝説になりたいと思うー
ニトロデイ やぎひろみ × Teenager Kick Ass オオ=スカが語った、『焦燥』の”理由”

 

左からオオ=スカ(Teenager Kick Ass)、やぎひろみ(ニトロデイ)

 

『良い音』とは何だろう。

音楽を生業としている人間にとっては永遠の課題であるこの問題だが、明確な答えは未だ見つかってはいない。例え答えが出たとしても次の『良い音』が眼前にボヤッと陽炎のごとく現れてその都度また多くの音楽家やプレイヤーを惑わす。その繰り返し。はた迷惑な話だ。

だがその一方で、いわゆる”ハイレゾ配信”などのテクノロジーや録音技術の進歩によりある程度の『答え』は出た気もする。音が数値化され、データ化された今や『良い音』の答えはもう出ているのかもしれない。俺らが信じているギターの音も歪めば歪むほど劣化し、細くなり、音としての強さを失って行くし、音が数値化された現代では最早エレキギターの歪みまくった音などは『良い音』とは言えないのかもしれない。

しかし、そんな現代において歪み切ったギターを弾き、唄う四人組『ニトロデイ』というバンドがいる。

今回はそんな一種異端、孤独とも取れる選択を取ったニトロデイのギタリスト、やぎひろみに単独取材を敢行した。

text&photo:オオ=スカ

“バンドが元々持っていたポップさ、みたいなのが前面に出て来た”

オオ=スカ:ニトロデイって、活動期間はどれくらいなん?

やぎ:今大学一年で高一の冬にメンバーと会って、ちゃんと動き出したのが高二の春ぐらい。弾き語りのデモを四曲ぐらいぺいが送ってきて、それバンドアレンジしてみたいな。”青年ナイフ”に入ってる”月曜日”とかもその中にあったなぁ。

オオ=スカ:じゃあ、”月曜日”とかは一番最初に作ったぐらいの感じの曲?

やぎ:そう。バンドが動き出してからは結構早くて。まずレコーディングして、未確認フェスに送って、それが通っちゃってみたいな。

オオ=スカ:未確認フェスとか出てたのか(笑)

やぎ:うん、三次まで行ってライブした。確かYAJICO GIRLが優勝した年の。

オオ=スカ:あ、それ俺らも送ったわ。俺らは三次じゃなくて二次で落ちた。

やぎ:そうなんだ(笑)ライブは渋谷のO-WESTだったかな。

オオ=スカ:じゃあ調べれば出てくんのか。

やぎ:出てくる(笑)。調べて欲しくは無いけど(笑)

オオ=スカ:CDJに出たのはそのあと?

やぎ:うん、その年の冬だったと思う。だからバンドが動き出してからは結構トントン拍子で色々な事が決まって、こんなにスパスパ決まるんや…ってびっくり(笑)

オオ=スカ:そりゃそうだよな。もうアルバムリリースだもんね。今回インタビューもあったからちゃんとまた「マシン・ザ・ヤング」聴いたんだけど。”ハイティーン”とか”フライマン”とか何曲か今までの曲群に比べると挑戦してるなって思う曲が結構あって。そこは意識的にやった?

やぎ:うーん、挑戦しようと思ってしたってわけじゃ無いけど前の”レモンド.ep”録った時に自分的にもバンド的にも本当にやりたい事が色々掴めてきて。今回は元々バンドが持ってたポップさ、みたいな物が全面に出てきたなって。出来てた時点でポップさがあったから狙って作ったとかじゃ無いし。

オオ=スカ:曲作りの期間って短い?

やぎ:うん、凄く短い。作らなきゃ作らなきゃ、と思って作ってた(笑)

オオ=スカ:今回入ってる曲で一番昔の曲って”炭酸状態”だっけ。

やぎ:うん。でも昔作った曲でボツになったけどコード進行がお気に入りの曲とかをまた練り直して作ってガラッと変わった曲はいっぱいある。

オオ=スカ:いっぱいあんのか。

やぎ:って、聞いてる。ぺいから(笑)

オオ=スカ:曲作る時にセッションとかすんの?

やぎ:しない、ふざけてはするけど(笑)トリプルファイヤーみたいな感じのセッション。

オオ=スカ:(笑)でも、ロクローもエルモアやってたりTwitterでもペイ君が書いてたけど”炭酸状態”とかは松島がアレンジしたり、”ユース”はやぎちゃんが作曲だったりするじゃん。全員曲を書く能力はみんなあるわけでしょ?

やぎ:まぁ。私は一人で昔から宅録でデモとか作ったりするの好きでちょくちょく上げてたりしてたから。しばらくしてこれ形にして曲作るか、みたいになったかな。

オオ=スカ:そういうの良いな。全員がソングライターな感じ。

“活動が短くてもバンドとして伝説になりたいな、と思う”

オオ=スカ:バンドやってたら〇〇っぽいねとか言われると思うけど、でも、自分が本当にリスペクトしてるバンドとか違ってたりすることあるし。ニトロデイ、やぎひろみが本当の意味でリスペクトしてるバンドって誰なの?音楽的にでも良いけど、それとは別の音楽への向き合う姿勢とか在り方みたいな。やぎちゃん個人の意見でいいけど。

やぎ:うーん…これはあんまり言いたくないけど…やっぱりNumber Girlはバンドという形として見ても理想的だなって思う。バンドやってる人なら誰しもが思うと思うけど…

オオ=スカ:でも、Number Girlって表立った活動歴短いじゃん。メジャーデビューして三年ぐらいで解散して。そこはどうなん?

やぎ:私も長く続けてるバンドの方が現実的に良いってのはわかるんだけど、例え活動が短くてもバンドとして伝説になりたいなと思う。それは狙うものじゃ勿論ないけど。だから、あまり長さとかは関係ないかなぁ。伝説はかっこいい、ロマンだから(笑)

オオ=スカ:まぁね(笑)メンバー同士喧嘩とかするの?

やぎ:音楽性とかではあんまり揉めないけどそれ以外の事は、あるかも。音楽に向き合う姿勢というか。バンドとしてこうであるべきというかそういう理想とのギャップとかで。

オオ=スカ:音楽的な面はないのか。今日もそうだけどインタビューとかもある意味向き合う姿勢ってことだと思うんだけど、どう感じる?そこは。

やぎ:なんだろうね…。バンドだし4人とも違う考えとか持つのは、そりゃあ人間だから普通なんだけど。でもインタビュー記事とかはこれ!って言う一つの答えを出さなきゃいけないじゃん、媒体として。そう言うものだし。でも私とかは結構人を困らせること言っちゃうから。”これはこうだと思うけど、でもこっちから見たらこれはこうで。でもそのグチャグチャがいいんですけど”みたいな(笑)結局何が言いたいんですか、って困らせちゃうから黙ってる事は多い、かも

オオ=スカ:言葉にしづらいからなー。改めて思うけどやっぱ言葉に出来ないだけでニトロデイの中ではやぎちゃんが一番熱量を持っている気がする。逆にロクローとかは冷静だったり。別々って言っちゃえば別々なんだけど、しっかりバンドなんだよね。立ち振る舞いとかだけで言ったらたしかにNumber Girlは近いかもね。皆一見冷静だけど心は燃えてるような。

やぎ:わかりやすいなとは思う。尊敬してるし、音的にもわかりやすいんだよね。Number Girl好きなバンドね、って断言されるのは嫌だけど。

オオ=スカ:立ち振る舞いとかはNumber Girlがそうかもだけど、実際はもっと色んなものが複合してない?メンバーそれぞれの好きな音楽違うから当たり前なんだけどさ。初めて対バンした時も思ったし、これ!って断言できる一つのモノが核になってるってより、もっとグチャグチャとした色んなモノの集まりで形成されてるというか。そのグチャグチャが良いっていうか。

やぎ:そこが伝わってない、みんなに。

オオ=スカ:そこは伝えたいの?

やぎ:…感じ取ってくれ、って思う。そういう耳にまで持っていってほしい。

オオ=スカ:(笑)

やぎ:…あー、ごめんやっぱり今のは無し(笑)

オオ=スカ:載せるからな今の(笑)

“…凄く失礼なこと言うけど、正直言うと私は見てくれるお客さんのことを一切考えてない”

オオ=スカ:あとこれは聞いておきたくて、俺たちも割とそうなんだけど基本目に見える盛り上がりというか、例えばモッシュピットが起こるとか曲中で手が上がるとかってあまりライブでは無いよね?

やぎ:ない!

オオ=スカ:だよね。でも、それこそこの前3MANしてたけどSIX LOUNGEとかLarge House Satisfactionとか一緒に対バンしてるバンドでパフォーマーとしての魅力が群を抜いて強いバンドもいるじゃん?ニトロデイにそのパフォーマーとしての魅力はあんまり感じないというか、ショーマンとしての強さみたいなものはぶっちゃけ全くないと思うんだよね。それに対してはどう思ってんのかなって。盛り上がらなかったなーと思うのか。それとも私たちはこれでいいなと思うのか。

やぎ:……すごい失礼なこと言うけど、正直言うと私は見てくれるお客さんの事を一切考えてない。

オオ=スカ:おお。

やぎ:凄く色んな人に言われるんだけど、特に大人に。もっと色んな人を楽しませなきゃっダメだって。その理論もわかってるんだけど。まだ私はそれに対してうるせーって思う。理屈はわかるから他の人とか見て賢いなーとは思うんだけど。私には出来ない。

オオ=スカ:じゃあ、仮に普段通りにライブしてその上でお客さんが自然と手が上がってるとかはいいの?

やぎ:それが一番、イイ。

オオ=スカ:あ、そうなの?

やぎ:全然いい。逆にオオスカさんはダメなの?(笑)嫌い?

オオ=スカ:いや、おれもそうだけど。でも俺ぶっちゃけモッシュとかの意味が理解できてないから。

やぎ:(笑)

オオ=スカ:だってもう音楽と別というか。あれは。

やぎ:たしかに(笑)なんなんだろうね。

オオ=スカ:そこに多分理由は無いんだよ。まぁ結局言えばデカイ音が鳴っててテンション上がってるだけって事なんだけどさ。逆に文化としてのモッシュピットは理解できる。サークルモッシュだったり。そっちは理解は出来るけどノーだなと思う。

やぎ:そこは色々な楽しみ方があるから一概には言えないから気をつけてねって感じ(笑)

オオ=スカ:そうね。話戻すけどお客さんのこと考えないってすげーな。

やぎ:本当に雑誌とかじゃ言った事ない。インタビューじゃ絶対…。ぺいは雑誌とかで”前は作って終わりだったけど今は作ってからそれが人に聴かれるってことは意識するようになった、でも作る時点では別に自分の物差しでしか作ってないつもり”って言ってて、私はそれ見てスゲェって思ってる。

オオ=スカ:ぺいくんはそう言ってるのか。

やぎ:うん、”曲に関してはやっぱり自分達だけがカッコイイって思うだけじゃダメだし、多少なりともお客さんに伝わらないとだめだから曲作りに関しては変わった”って言ってた。しっかりしとるよね。私はそこまで賢くないから…。メンバーはみんな基本的に私より凄いと思う。みんなかっこいい、憧れがある。凄く。ぺいには作曲とかに対して絶対的な力があるし、他の二人ははサポート(Ba.松島 Dr.ロクローはbetcover!!でサポートを務めている)とかやっていたりするし。

オオ=スカ:ああ、まぁね。でも、俺この前久々にライブ見たときに結構やぎちゃんとぺいくんがフロントとして前に出てきたなって思ったんだよね。やぎちゃんにはギターヒーローの存在感を感じたし、既にそういう存在になりつつあるなとは俺は思うんだけど。同世代でギター弾いてる奴で自分がそう思うやついる?

やぎ:同世代でって言ったら、ちょっと歳上だけど突然少年のカニさんは本当に衝撃的だった。

オオ=スカ:カニちゃんか。初めて対バンしたのっていつ?突然少年と。

やぎ:確かディスジャパ(THIS IS JAPAN)のオルタナコンピのレコ発大阪編だった。その後しばらくして京都で対バンして。そのときに直接見たんだけど、本当に衝撃的だった。かっこよ過ぎて”えぇ?”みたいになっちゃって。全てを100%肯定出来たというか。カニさんに会ってから考え方というか、音楽の見方とか色々な影響を受けたと思う。本当に衝撃的だった。

オオ=スカ:そうか。突然少年とかはちょっと歳上だけど、同世代の仲良いバンドって他にいたりするの?

やぎ:あまりいないかなぁ。覚えてない。

オオ=スカ:ブッキングライブとか出た事とかは?

やぎ:ある。新宿JAMとか下北沢のDAISY BARとか。

オオ=スカ:そん時言われたこととか覚えてる?ブッカーとか箱の人に。

やぎ:…うーん、あんま覚えてない。でも基本ずっと”うるせー”とは思ってた。今も思ってるけど(笑)根っこは変わってないというか。

オオ=スカ:今も思ってるのかよ(笑)。多分これ読んだ人も初めて思うと思うけど、やぎちゃんって実は意外と色々な事にブチ切れてるよね。

やぎ:(笑)

オオ=スカ:でもさっきも出たから例に出すけど、ひさ子さんとかは別に”キレたり”はしないじゃん。逆に柔和じゃない?珍しいと思うんだよね、女性で怒りや不満を核として持ち続けてるプレイヤーの人って。

やぎ:確かに…。でも、最近は恥ずかしいなってよく思う。ライブ以外の時にふと色々考えたりするんだけど、怒りだけでライブをするのって凄いカッコ悪い事なんじゃないかって。本当にかっこいい人ってそういう感情は表に出さない、けど、伝わるというか。演奏を通して。そういうのが一番良いなとは思ってる。演奏するとどうしても出ちゃうけど…。

オオ=スカ:まぁなー。それそこ突然少年のせんちゃんとかは”周りには怒ってる人が多いけど、俺にはそれはよくわからない”って言ってて。でも、逆に俺からしたら怒らない奴の事もわからないし。難しいよそこは。何が正しいとかないし。

やぎ:そう思いたいんだけど、本当は。怒ってるって事は気にしてるって事だから、私は私だってなれたらいいなとは思ってる。私はまだ気にしちゃう。売れてるバンドとかになんで?って思う事のが多い。

オオ=スカ:カートコバーンも言ってたんだけど、カートはずっとお腹が痛かったんだって。生活に支障が出るくらい。

やぎ:可愛い(笑)

オオ=スカ:でも、カートはその腹痛が止まる事の方が怖くて。カートにとって腹痛は多分現実に対する不満とか怒りの表れだったというか。その腹痛がなくなった時に自分が何も作れなくなっちゃうじゃないのかって思っちゃうんだって。それは俺らの怒りだったり不満だったりすると思うんだけど。俺はその気持ちが理解できるし共感できるって言うか。持ちたくはないけれど、持てなくなったときの自分を想像できない。

やぎ:その気持ちは凄くわかる。大学とかいってるけど、嫌だと思う事の方が多くて。生活の中にそういう感情が無くなった時のこと考えると、とても怖い。

オオ=スカ:でも、俺たちが憧れているバンドとかって、例えばLOSTAGEとかTHE NOVEMBERSとかはそこに既に居ないって思うんだよね。最初は彼らも怒りだったり充足しない気持ちだったりが音楽の源流だったりすると思うんだけど、歌詞だったり音像も変わっていって逆に愛だ!って気持ちなってるように感じるし。

やぎ:うんうん。

オオ=スカ:それをできないと思うんだよな。まだ俺らは。素直にそういう事は出来ない。憧れるけど。

やぎ:…出来ない。経験とか色々なものが足りてない。でも…ライブをしてる時は普通に楽しいだけなんだよね。普段はマイナスな感情かも知れないけど、ライブとかはそれをプラスに変換できてるって思う。…これで(記事的に)どうでしょうか?(笑)

オオ=スカ:気にするなぁ(笑)

 

“それでギターとか持っちゃったらもう凄いじゃん(笑)バンドやれるよ!って”

オオ=スカ:最初に買ったCDなに?

やぎ:レミオロメン。

二人:(笑)

オオ=スカ:リアルタイムとかで聞いてた音楽とかってなんだったの?

やぎ:リアルタイムかぁ。少し後追いだけど、バンプ(BUMP OF CHICKEN)はずっとリアルタイムでも追ってた。ライブにも行ったし。大好きだなぁと思う。他のグッとくる音楽はリアルタイムには無かった。全部90年代とかにある感じ。

オオ=スカ:そう言う音楽はバンド始める前から知ってた?

やぎ:バンプは小学生の時に知ったけど、いわゆるオルタナキッズが聴くような音楽を知ったのはぺいに教えてもらってからだと思う。

オオ=スカ:おお、じゃあそれまではあんまりだった?

やぎ:知ってはいたけど、ちゃんと聞くようになったのはぺいとニトロデイ組んでから。NIRVANAとかPavementとかはぺいに出会ってから聴きはじめた。

オオ=スカ:じゃあ、自分自身の最初のギターのルーツとかってバンプとかなのか。

やぎ:うん、でもNumber Girlは知ってた。

オオ=スカ:あれ(笑)それはなんで?

やぎ:なんでだっけなぁ。…確かtricotがNumber Girlに影響受けてるって言ってて、それで知ってって感じだったかも。

オオ=スカ:tricotか。イメージだけど俺らの世代の音楽の聞き方の中に”好きなバンドの好きなバンドだから聞こう”ってあんまりない感じがしてて。それはtricotを好きな人においてのNumber Girlだったりすると思うんだけど。でもそれって少し前の世代だと当たり前の聞き方だったと思うわけで。今に比べて昔って情報量が少ないんだよ。だから”好きなバンドが好きって言ってるなら好きだろう”って聴いてたと思うんだけど、そういうこと他にやってる人っていた?

やぎ:うーん、周りに音楽好きな人がいなかった。特にこう言うジャンルが好きな人は本当に居なくて…。バンド組めた時も”Number Girlの話が出来るなんて…!”って嬉しさが強かった。私が好きな音楽を周りが知ってなくて。好きとか嫌いとかじゃなく。

オオ=スカ:今はどうなの?同世代のバンドやってる友達とか。

やぎ:バンドの友達とかもあんまり居ないかも。歳上とやる事の方が多いし…。

オオ=スカ:ニトロデイはサーキットとかが多いからあんまり関わらないのかなぁ。サーキットとかはどう?ライブをやる気持ちとして。わからねぇ、サーキットって感じなのか、それともライブできればいい何でもいいですって感じなのか。

やぎ:後者かなぁ。色々その方がキッカケになると思うし。知ってもらいたい。私もそうだけど、そう言う音楽を全然知らなくて、でも私達を聴いてくれた時にこんな音楽もあるんだ、って思ってもらったら嬉しい。それでギターとか持っちゃったらもう凄いじゃん(笑)バンドできるよ!って(笑)そう言うきっかけになれば良いです。

オオ=スカ:逆に自分がそう思えたライブとかってある?最近で。

やぎ:うーん、最近だとbedかな。

オオ=スカ:ああ、shelterのワンマン?

やぎ:そう。本当に良かった。意外と思われるかもしれないけど、bedみたいな源流が怒りとかじゃなくて優しさだったりする音楽もとても好き。憧れる。

オオ=スカ:憧れって意味でいうと、もう憧れの先輩とかなり対バンしてるよな。そういうのはどういう心境でやる?一番最初は木下さん(Art-School)に呼ばれてO.Aでやってか。

やぎ:もうドッキドキだった…!ドキドキしすぎて寝れなかった。なんか良く居るじゃん、先輩だけどぶっ潰してやりますよ、みたいな人。そう言うのは全く無かった。やれて嬉しいって気持ちの方が大きいって感じ(笑)

オオ=スカ:それは同世代にも思わない?ぶっ潰してやるぞ、みたいな気持ちは。

やぎ:居るには居るけど…(笑)お互い干渉しない方が平和だし…。やっとそう思えるようになったかなぁ。今までは”くそが”って思ってたけど、良い音楽やってれば関係ないっていうか、他人は。ややぶっ潰したいと思うこともあるけど(笑)

オオ=スカ:やや(笑)

“ライブやるとかより、今は音源を作りたい”

オオ=スカ:最後に、今後バンドとしてはどうなっていきたい?具体的にこうしたいというか。

やぎ:…音源を作りたいかな、ライブやるとかより、今は音源を作りたい。

オオ=スカ:ライブとかよりなんだ。

やぎ:曲が凄く良くなってきてるから。やっと飲み込めるようになってきたというか。インプットした物をちゃんとアウトプット出来るようになったって気がしてる。レコーディングもちゃんとしたレコーディング三回目とかでアルバム録ったから、割とバタバタしちゃって。

オオ=スカ:じゃあこっからは良い音源を録りたいなって思ってるわけね。

やぎ:うん、やっぱり音源が良いバンドってのは良いバンドだから。そうなっていきたい。

 

 

 

ニトロデイ

横浜・ロックバンド
小室ぺい 18歳(ギボ)
岩方ロクロー 19歳(ドラムス)
松島早紀 18歳(ベイス オン ベイス)
やぎひろみ 18歳(ジャズマスター)

2016年 3月結成
2016年 5月横浜 BAYJUNGLE にて初ライブ
2017年 2月自主制作ミニアルバム 「16678」 発売
2017年 7月 デビューEP 「青年ナイフep」発売

製作する楽曲は90年代のオルタナティブ・ロックからの影響が大きい。

Official Site:https://artist.aremond.net/nitroday/

twitter:https://twitter.com/nitrodayyy

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